正解発表♪

こんにちは。たなです♪

なんと、このブログをもかさんがSNSで紹介してくださったようで、アクセス数がいつもの倍以上あってビックリしています。
もかさん、フォロワーさん多いですもんね。
これからもよろしくおねがいしますw

あ、ちなみに、もかさんが私の教育係を引き受けてくださった理由は、このブログの言葉遣いが、年齢の割にしっかりしていたからだそうです。
一応、会社関係のブログですから、いくら私でも空気読みますよw

そして、私のイラストも、もかさん作です。
「メッチャ似てるやないですか~」って北川社長がニヤニヤしながらおっしゃるんですけど……複雑。
だってだって、この間もかさんが描いたチコちゃんとキョエちゃんの絵、見せてもらったんですけど、あれ見ちゃったら素直に喜んでいいのか……。

えっと、今回はこんな話じゃなかったんでした。
この前のブログに書いた、どっちが売れるか?問題の答えと、もかさんの解説をまとめて書かないといけないんでした。

結論から言うと、答えはどれも「b」です!
簡単、と言われるだけあって、私も全問正解できたんですが、理由はちゃんと答えられませんでした。

もかさんの解説を聞いたんですけど、アティックのような実店舗を持っている小売業の方も、結構ヒントになる考え方だと思います。
ぜひ↓の解説をチェックしてみてください!
長いですけれども!!!

まずは問題1から。
「薄毛の男性に毛髪に効くアメリカの最先端技術などを紹介する内容の本」
a.『発毛のための技術集』
b.『これ以上禿げない!方法』

aの『発毛のための技術集』は、発毛の専門家向けな印象になってしまうので、一般の人がタイトルだけ見て買うかというと、ちょっと疑問なんだそうです。
そして、bの『これ以上禿げない!方法』の方が売れるのは確かだけど、リアル書店では販売が伸びず、ネット通販で注文されるだろう、って。
なぜかというと、「ハゲ」という、強いけどネガティブな言葉が入っているから。すごくわかりやすいけど、この本を買おうと思うくらい髪の毛の量を気にしている人が、このタイトルの本を持ってレジにまで行くのは苦痛でしょう?と言ってもかさんはニコリと笑いました。
「私だって、『これ以上デブにならない!方法』って本があったら読みたいけど、レジに持って行った時店員さんから「もう手遅れじゃね?」って思われるんじゃないかって……堂々と買えないよ……」だそうです。
もかさん、意外とかわいいこと考えるんだ……。

次は問題2。
「かわいい女の子と付き合いたい!コミュ障の人のための本」
a.『コミュニケーションで失敗しない方法』
b.『僕には無理かも!?な女の子とも普通に話せる!脱コミュ障術12』

問題2も、売れるのはaの『コミュニケーションで失敗しない方法』よりもbの『僕には無理かも!?な女の子とも普通に話せる!脱コミュ障術12』だけど、リアル書店よりもネット通販向けのタイトルのつけ方だそうです。
理由は「コミュ障」って強いけどネガティブな言葉が入っちゃってるから。

そこで私、ふと思ったんです。
読む人が多い方がたくさん売れそうなのに、bみたいな「コミュ障の男の人」って特定しちゃったら売れないんじゃないかな?って。


そうしたら、もかさんに「たなちゃんが駅で「そこの女の人~!」って遠くから叫ばれるのと「会社に通勤している20代の独身の女の人~!」って遠くから叫ばれるのとだったら、どっち振り返る?」と質問されました。
うーん。
確かに、「女の人」だけだったら「遠いし私じゃないんだろうな」と思ってしまうかも。

「それにね「20代の独身女子」なんて叫んだら、それを見たい男性も振り返るのよ」もかさんはニヤリと笑って「だから絞っても対象じゃない人にも売れる可能性があるの」と続けました。
……もかさんが悪代官に見えましたw

aのタイトルだと、女の子を口説いている写真とかイラストを使って表紙を派手にしないと、対象が誰かわからない(コミュニケーションしか書いていないので、職場なのか、個人的なものなのかすら不明)から、平積み(本屋さんで表紙が見えるように置いてもらうこと)じゃなくなったら手に取ってもらうのも難しくなるかも、だそうです。
ふむふむ( ..)φメモメモ

最後に、問題3
「忙しい主婦、主夫でも簡単に作れるレシピ集」
a.『忙しいあなたに~時短レシピ 20』
b.『5分で完成!簡単なのに「手が込んでるね」と言われる料理集』

aも悪くないそうです。でも、総合的にbの方がいいんですって。

それは、書かれているキーワードが具体的でイメージしやすいから。
aは「時短」
bは「5分で完成」
なるほど。確かに。わかりみが深いです。

さらに、この料理を作るとどんなメリットがあるまでちゃんと書いてあるので、
「簡単なのに「手が込んでる」と言われ」ることにメリットを感じた人が買っていくんですって。

言われてみればそうだな、と思い当たることばかりです。
でも、ここまで細かく考えたこと、ないです。

商品名にひかれて買っちゃうこともあるし、パッケージがきれいだから買っちゃうこともあるし、まんまと乗せられてました……。

それにしても。
こんなに考えて考えて、考え抜いて、商品名をつけたりコピーを考えたり、ホームページを作ったりしているんですね……。

なんかくやしー!!!
欲しくて買ったんじゃなくて、欲しくさせられて買わされてたのかもー!!!

もかさんみたいな人が商品を売る仕掛けを作ったら、ヘタしたらその辺の石ころでも売れますよね、とちょっと意地悪なことを言ってみました。

そうしたら、もかさんは「そうだよ」とあっさり頷きました。そして、「コトバの力は強いんだよ。心理学を使えば、さらにどこまでも強くなるんだよ。だからこそ、商品が良くて、会社さんも社長さんもしっかりしていて、この商品を世の中に出すお手伝いをしたい!と思った案件しかお仕事は引き受けないの」っておっしゃいました。

こういうの、なんか嬉しいです。
もかさんが教育係でよかった♪

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